シェイプオブウォーター
久々の更新となります。
最近は少しバタバタとしていたので
やっと、普通の日常が。。。良いのか悪いのか。
今日は
シェイプオブウォーターの話を
先日のアカデミー賞
作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞と四冠達成と
監督の
ギレルモ・デル・トロ - Wikipediaは
日本の特撮オタクなので日本のメディアも
結構、取り上げられてて
稀に見る盛り上がりだった気がします。
はい、
とりあえず予告の方
www.youtube.com
一応、2回観てきました！
5年後、10年後にもう一度見たくなるような
パーソナルでとても優しくかつ残酷な話だと思いました。
まず、OPの部屋が水槽みたいになってるシーンが
最高にオシャレ、どうやって撮ってるのか分からない
昔、昔、と物語が始まるんですけど
ここであえて、時代設定を冷戦にすることによって
トランプ政権の批判をぼかしたとパンフレットに書いてありましたが
神秘性もましてナイス配慮！
前半は
クリーチャーと主人公 イライザの出会い→救出劇の展開なんですが
主人公のイライザを頑張れ！頑張れ！と
心の中で何度も映画見ながら応援していました
なんか、この感覚昔味わったなと思ったら
アメリのラストシーンの「アメリ！頑張れ！」感と被りましたね
ちなみにアメリの監督は「あれは、パクりだ！」と現在、批判中、笑
[590]『アメリ』監督、アカデミー賞13部門ノミネート作品『シェイプ・オブ・ウォーター』の剽窃を指摘 – IndieTokyo
言葉が喋れないイライザが
手話で訴えるシーン
私、泣きましたよ。
人間とはなにか。
見た目じゃないんですよ！行動なんですよ！
話は半年前に戻しまして
劇場で予告を観た時は
正直、前情報がなにもなく
僕も「え、なにこれ」と思ってました。
そして、本日
映画上映後の前の席のカップルの女の子が「私、無理だったわ」と
ドン引きしてました。
男の方も「愛が深すぎて分からなかった」なんていうてました。
おい、ドン引きした女
見た目じゃないんだよ！内容理解してくれよ！
ってか、半魚人が出てくる時点で
ある程度予想してこい！
男、彼女もっと愛してやれ！
監督のインタビューのとうり
今作は怪獣映画
僕も大好きですが
やっぱり、主人公の半魚人がちゃんと気持ち悪いってのが
一番、胸が高まりますね
ちゃんと気持ち悪いんです。
あと、猫のシーンで
一瞬で「あ、こいつ」と現実に戻される感じ
で、尚且つ
美しい、
そのバランス
そして、あの目と
途中から光りだす体
皆さん、クリーチャーも恋をすると光るんですよ←ここ大事
イライザの服の色とか
あの、バスの水滴のシーンとかも
２回目見た時
やたら色っぽくみえて最高だった
やはり、恋する乙女は美しい。
あの、イライザのお風呂場で笑み浮かべる所が
とにかく最高なんだよ！
自慰行為はするし
モザイクは出るし
アナログタイプの差別模写など
複雑な要素が絡むし
そこに冷戦のスパイ戦も入るし
結構、頭の中で整理してかないと
ん？って、なる映画なのかなとも思います
じゃー
この映画
なにが言いたいのか
ネタバレいきますので
観てない人はあとで読んでね。
この映画の結末は
美女と野獣の逆なんですね
監督のインタビューの引用で
美女と野獣が好きじゃない
「人は外見じゃない」というテーマなのに
何でヒロインは美しい処女
野獣はハンサムな王子なんだ
個人的に100%同意見で
僕もずっと美女と野獣の結末に不満を持ってました。
小さい頃から
ずっと思ってた
この映画は
クリーチャーが人間になるのではなく
主人公のイライザが
最後にクリーチャーになるんですね
この最後を見たときに
僕は
「あぁ、長年の不満を解消してくれてありがとう」と
感動いたしました、はい、
とても
ファンタジーな感じで終わる事について
批判してる方もいるんですけど
冒頭に「昔、昔」とナレーション入ってるでしょ？
この映画はファンタジーなんだ
だから、優しい気持ちで見て欲しい。
そんな、映画がアカデミー賞取ったんだ
未来は明るい。
PS
僕、女性に
正面から肯定された事ないなと
この映画見て思いました。頑張れ俺。
